社長メッセージ

わたしたちは、テクノロジーや仕組みを使ってお客様の法人営業を改革し、持続的な売上成長を支援するプロフェッショナル集団です ブリッジインターナショナル株式会社 代表取締役社長 吉田融正

「日本の営業スタイルを改革したい」その一心で会社を創業

1983年、私は「多くの人と関わり、想いを伝えられる仕事がしたい」と、日本IBMで営業としてのキャリアをスタートさせました。しかし外資系企業のIBMでも、その営業スタイルは経験や勘、度胸がものを言う属人的な面があり、当時は提案するシステムも非効率なものが多く、そこにもどかしさや課題を感じていました。
悶々とする日々の中、転機となったのは米国IBMへの出向でした。そこで目にしたのは、リモートツールを駆使した最新鋭の営業スタイル。データベースに基づくデータドリブンな活動は、まさに衝撃でした。「これこそ日本の営業を変える一手になる」と、起業に向けた気持ちが芽生えたのです。

1997年、CRMベンダーである米国シーベル・システムズでの日本法人立ち上げを経て、2002年にブリッジインターナショナルを創業しました。
米国の先進的な営業スタイルを日本に導入し、日本の営業慣習に合わせて最適化することで、独自の標準モデルを確立しました。Salesforceの台頭する時代にビジネスを立ち上げられたのは、シーベルでの経験があったからこそです。

テクノロジーの活用と営業人材育成をワンストップで提供

創業後は、米国を代表する大手グローバルIT企業の日本法人の受注を皮切りに、その後日本に進出している大手グローバルIT企業のインサイドセールスを続々と手掛けるに至りました。効率的な営業の仕組みで世界をリードするクライアントから、様々なノウハウを学び、日本のビジネス慣習に合わせたサービスを磨き上げることで、着実な成長を遂げてきました。
そして今、日本経済は大きな転換期を迎えています。日本市場の成熟化や、少子高齢化による人材不足、終身雇用制度の崩壊による人材の流動化など、従来の営業スタイルでは対応できない時代が到来したのです。しかし、私はこの状況を「チャンス」だと捉えています。

私たちがご提案するのは、単なるシステム導入ではありません。お客様のビジネスモデルに最適化した営業戦略・体制の構築から、最新テクノロジーを活用したシステム導入、日々の運用支援、そして人材育成まで、ワンストップで提供するソリューションです。長年のインサイドセールスアウトソーシングで培った現場での知見とノウハウを活かし、お客様の売上成長を力強く後押しします。

成長戦略の軸は、ホールディングス化による事業拡大と海外展開

これからの成長戦略として、まず2025年7月を目途に持株会社体制に移行し、グループ全体でシナジーを創出しながら事業ポートフォリオを拡大。営業マーケティング領域を中心に、M&Aも視野に入れながら成長を加速させていきます。また、長期的な展望としては、グローバル展開の強化があります。現在は、マレーシアに拠点を置くブリッジインターナショナルアジアがマレーシアにいながら日本市場にインサイドセールスを展開していますが、今後はアジアのマーケットで法人営業に課題を抱えている企業に対して、当社のサービスを幅広く展開したい想いです。

持続的な成長を目指して

私が営業の最後の最後で大事だと考えているのは「人」です。どんなにテクノロジーが進歩しても、それを使いこなし、お客様と心を通わせる「人」がいなければ、真の成功はあり得ません。私たちが目指すのは、テクノロジーによって営業活動を効率化し、生まれた時間で「人」にしかできない、より質の高いコミュニケーションを実現すること。お客様との共感力を高め、お客様の課題解決に寄り添うことで、揺るぎない信頼関係を築き上げていきます。テクノロジーを使って効率化や自動化を図るのは競合他社も同じですが、「最後は人が大事」という考えに基づきサービス提供しているのは当社の差別化できる点です。
AIや自動化が進む時代だからこそ、「人の力」が企業の成長を左右する時代とも言えます。私たちは「テクノロジー」と「人」の力を融合させることで、お客様と共に未来を創造し、社会の発展に貢献してまいります。

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